戦略的放浪家バックパッキャオの世界制覇! 200ヶ国の街ブラ紀行と其の雑記

戦略的放浪家(Strategic Nomad)兼アスリート経営者の旅と生活のユニーク情報発信ブログ。難病のモヤモヤ病等で10回以上死にかけながらも世界150ヵ国以上に張り巡らしたネットワークを活用しなが居候的な旅をする。確立したトラベルスタイル(バックパッカーのような旅をしながらもキャリーのスーツケース派)から自称バックパッキャー。呼びづらいので呼称をバックパッキャオ!にされる[アジア人で左利き(サウスポー)+ナイフ強盗退治の経歴からボクサーのパッキャオ(Manny Pacquiao)とかけあわせて]

灼熱の地へ!トレーニングジムはラビリンス?これが目薬?

アッサラーム

内容

 当たり前のありがたさ

空港への出迎えから、沢山のお初を目にしながら到着したアンマン市内のアパート。5階建てで外装はキレイとは言えなかったがしっかりとエレベーターがついていた。

2LDKの部屋にもちろんバストイレにもちろんエアコン付き。こちらも年季を感じさせる部屋だったが、僕にはじゅうぶんすぎた。既にドバイの空港で見て知ってはいたが、自宅のトイレにも用をたしたあとにトイレットペーパー代わりに使用する水道のホームついているのには驚いた。でも日本人スタッフが使用する部屋だったのでちゃんとトイレットペーパーはついていたけれど、間違ってそれを流してしまうと、何回も流さないとちゃんと流れてくれないことを後で知る。トイレットペーパーみたいな軽いものをちゃんと流す技術って案外難しいようだ。

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建物のわりにエレベーターは近代的だった(左)、アジアやイスラム圏でお馴染みのホース付きのトイレ

もう一点これまでの生活とは違ったのが、お湯の使い方。日本蛇口をひねる(あるいはコントロールパネルで設定)だけでお湯がいつでもでるが、あちらではまずボイラーの電源を入れて水を加熱しなければいけなかった。日頃いかに便利な生活をしているのかを身にしみて感じた。

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リビング、キッチン、寝室とこちらもアラブっぽくはなかった

 

まず行くべき場所

そうした部屋の説明を受け、荷物をおいてまず僕が向かった場所…それは…トレーニングジム!そう、ヨルダンに行く前からMさんにお願いしていたことの1つがジムを探しておいてもらうことだった。幸い家から徒歩で15分のところにFitness First というイギリス資本で中東にも広くネットワークを持つジムがあったので散歩がてら早速そこに向かった。

アンマンは海抜約900mにあるので、気温も他の中東都市よりもあがらないので夏真っ盛りの8月で約35℃くらい。前回も書いたが、湿度が高くないので不快感は少ないが、高地ということで太陽の日差しは強い。体感としてはオーブンでパリッと焼かれる感じだ。2km強歩いてジムに到着。

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夜になるとムードのあるおしゃれな外観のジム

入ると受け付けに向かうと英語堪能なお兄さんがいた

受け付け「こんにちは。ご用件は」

僕「こんにちは、3週間くらい滞在するのでその間使いたいんだけどいいプランありますか?」

受け付け「いくつかあるけれど、希望の内容はありますか?」

僕「フリーウェイト使えればそれでいいんだけど。あと重りは200kg以上あれば完璧。」

受け付け「それは問題ないけど、スタジオやパーソナルトレーニングはいらないですか?」

僕「それは必要ないから、とにかくリーズナブルなプランがいいです。とりあえずジムの中見せていただけますか?」

受け付け「そうですね、それじゃ案内しますよ。行きましょう」

そいうと、ジムの中を案内してもらった。

2つもある…

案内してもらいながらいろいろな話をしていたが、日本人がこのエリアに来ること自体めずらしいし、ジムに来たことは見たことないらしい。ロッカー内でも着替え中の利用者達が物珍しそうにこちらを見てきた。

ジム内はトレーニング先進国の米国と比べても遜色のない環境が整っていた。ここでの驚きはなんと1つのジムの中に同じ設備を整えたトレーニングルームが2つあることだった。そう、ここはイスラム教の国。トレーニングも男女別々の部屋で行うのだ。もちろんトレーニングルームはコンクリートの壁隔てられたいるので外それぞれ様子をみることはできない。それでもほぼ同じ部屋が2つ、知らずにそちらに迷い込んだら一大事だ(実はUAEで僕はやらかすのだが(-_-;))。

そしてもう一点は休憩スペースにはウォータークーラーはもとより、コーヒー紅茶に加えて、コーラ等日本のファミレスのドリンクバーにあるマシーンが設置されていて全てが飲み放題だった。きいてみると大手のトレーニングジムはこのスタイルが普通ということだ。貧乏性の僕にとっては天国のようなに思えた。

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お馴染みドリンクが飲み放題の休憩スペース

週に4ー5回の利用ということで2週間のトライアルの14日分の利用券を使うことで3週間無駄なく利用できるという提案をしてくれたのでそれで即決。そのまま今見てきたジム内に戻りトレーニングをした。自慢じゃないけど、どこの国でもスクワットで200kg 以上あげてると、ジム内の力自慢やトレーナーが興味半分心配半分で集まってくる。ましてや彼らに馴染みのない野球の動作をしているとなおさらだ。彼らにはどうやらアジア人=ジャッキーチェンやブルースリーになるらしく、武術の練習かとよく訪ねられた。気づけば1日目で既に10人近くの顔馴染みができてしまい、予想外に時間をくってしまった。

その結果、到着1日目はジムに行くというだけだったが、滞在期間がそれなりに長いのでそれでよかったし、ジムだけでも文化の違いを肌で感じれた1日だった。

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トライアルなのに結構豪華な付録がついていた。

はじめて目にする目薬の形状

でもこの日はさらにもうひとつ驚きがあった。翌日早朝からペトラに向かう予定だったのだが、Mさんの目が化膿しており薬が必要だったのでジムのあと薬局についていった。目薬を購入したのだが、ここで出てきたのがチューブ入りの塗り薬。僕をはじめ目薬というと点眼の液体を思い浮かべる人はほとんどだと思うんだけれど、指で目に塗るとのこと。なんか考えただけでしみそうだし、不衛生なのではと思ってしまう。

本当に到着初日から目から鱗の連続。次は一体何がでてくるのやら。さあ翌日は金曜日、アラブでは休日。ということで早速ペトラに出掛けることになっていた。いよいよヨルダンらしい旅になっていきます。

To be continued