戦略的放浪家バックパッキャオの世界制覇! 200ヶ国の街ブラ紀行と其の雑記

戦略的放浪家(Strategic Nomad)兼アスリート経営者の旅と生活のユニーク情報発信ブログ。難病のモヤモヤ病等で10回以上死にかけながらも世界150ヵ国以上に張り巡らしたネットワークを活用しなが居候的な旅をする。確立したトラベルスタイル(バックパッカーのような旅をしながらもキャリーのスーツケース派)から自称バックパッキャー。呼びづらいので呼称をバックパッキャオ!にされる[アジア人で左利き(サウスポー)+ナイフ強盗退治の経歴からボクサーのパッキャオ(Manny Pacquiao)とかけあわせて]

復活の地カナダへ

Bon Jour

内容

 

合格したのにガッカリ?な理由

申請書類を提出してから待つこと1ヶ月と少し。結果が届いた。中にはInvitation(招待状)と詳細記載された書類が入っていた。合格だ!大喜びというよりは落ちていなくてよかった、というのが正直な感想だった

格通知をもらって早速準備にとりかかるのだが、この合格通知を待つ間にちょっとばかり残念な事実を知らされていた。以前から行われていたこのプログラム、毎年開催地がブ異なり、ヨーロッパや南米の年もあったとか。モントリオール、ってボストンから飛行機で数時間、なんかちょっぴり損をした気がした。ここでもいろんな意味で無礼な僕です。そう、これはただの旅行ではなく目的は会議に出席して学ぶことなんです。

プログラム自体は3泊4日、そのあとの奉仕活動やイベントを入れて1週間くらいの旅程。でも開催地は、第2の故郷ボストンのおとなりです。この当時の僕からすれば、米国となんら変わらないところに行く、という失礼極まりない気持ちだったので、そんなに気合いを入れて旅の準備っていう気分にはならなかった。むしろストップオーバーで立ち寄るボストンの知人へのお土産選びに精をだしていたくらいです。

懐かしい香りとおのぼりさんな僕

格通知から2ヶ月後、海外3ヵ国目のカナダに向け出発。旅程は関空⇒シアトル⇒モントリオール。またてっきりデトロイト経由かと思っていたら、シアトル???なんと個人的に愛着の強かったノースウエスト航空デルタ航空に吸収されてしまったのだ。はじめての海外旅行で使ったノースにもう乗ることはないのか、という寂しさは結構大きかった。飛行機に興味がないひとからすればただの移動手段なんで、どれも変わらないんだろうけど。

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デルタ航空(左)とアラスカおじさんのアラスカ航空(右)

とはいえイチロー全盛期の頃のシアトルにはじめて利用する空港!乗り継ぎだけなんだけれど、どんなところだろうという期待と共に降り立つと、「the USA」という懐かしい香りがした。それはデトロイトやボストンの空港と同じ香り、もっと言えばアメリカの商業ビル内の独特の匂いという方が正しいと思う。

そして直行したのが空港内のシアトルズベストコーヒー!シアトルで飲むシアトルズベストのコーヒー。完全におのぼりさんです。同じシアトル発祥のスターバックスよりも先に創業したシアトル系コーヒーの先駆け。1970年代にシアトルで一番美味しいコーヒーに選ばれたことが名前の由来だという。

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シアトル飲むシアトルズベストコーヒー。ベタベタです。

タコマ国際空港のバミューダトライアングル

空港探検も僕の楽しみの1つだけれど、この時は探検できるほどの時間がなかったのは残念だった。タコマ国際空港はこじんまりした空港。このタイプの空港は歩く距離も少なく乗り継ぎなどもスムーズに行えるものが多いが、この空港は注意点がある。空港のメインターミナルから離れたところにサテライト(別棟)があり、空港内シャトルを乗り継いで移動する必要があるんだけど、この停車駅の外観がどれもよく似ている上に、乗り継ぐ電車の進行方向がもと来た方向にあたるので、本当にちゃんとサテライト行きに乗り継げているのか、はたまたただ折り返しの電車なのか、実際につくまで心配だった。進行方向わからなくなるバミューダトライアングルってこういう感覚なんだろうか?なんて想像を掻き立てられた。シアトルの空港は大きくはないけれど、いろんな点で少しややこしい空港だった。

 フライトで印象的だったのはシアトル⇒モントリオール。夜のフライトだったのだけれど、窓の外とにかく漆黒の闇。カナディアンロッキーを含めほとんどが森林なんだろうけど、ぽつんと点在する光すら見えなかった。カナダ広大な自然を感じたフライトだった。

Bienvenue Mont-Royal

モントリオールには深夜に到着。空港には入国審査や税関に向かう通路など至るところに僕達の参加するイベントを歓迎するフランス語のバナーが掲げられていた。想像しているよりはるかに大きなイベントのようだ。

夜着ということで空港近くのホテルで一泊することに。空港からホテルに送迎依頼の電話をしたが、指定された場所がいまいちわからなかったのだが、機内で隣に座っていたモントリオール出身のビジネスマン教えてくれた。ほんと旅はこういう人の親切が身に染みるんですよね。

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歓迎のバナー(左)と親切なカナディアン(右)

ホテルのチェックインカウンターでは外国人ということで挨拶から英語対応だったけれど、ホテル内の表記はフランス語。まぁ公用語はフランス語ですからね。

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食堂のサーバーもフランス語優先

翌日、チェックアウト後にまた空港まで送迎してもらい、そこから会場までは主催者側の用意した車で向かうことに。会場はマギル大学のキャンパス。地球の歩き方にも載っているモントリオールの観光名所のひとつにして超名門校のひとつ。海外事情に疎い米国人でもこの大学はよく知られているほど。

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マギル大学。西洋によく見られる歴史を感じさせる校舎(右)

僕にとって嬉しかったのは宿泊施設がこの大学の寮だったこと。米国留学中から僕は寮生活がなぜか気に入っていた。しかも今回は一人部屋!寮(ドミトリー)って大半はルームメートとシェアする形が多いんです。寮の中で何らかの役割を受け持っているような学生に割り当てられる特別な部屋が一人部屋だったりするので、なんかちょっと得した気分。しかも冷蔵庫付き。部屋からの眺めもいいし。こんなことでウキウキしているのはやっぱりただの旅行者としてこの地にきている証拠だ。

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ザドミトリーな廊下(左)と贅沢な?一人部屋(中、右)

 

それでも就寝前には明日もちゃんと目が覚めるかな。もし体調に変化が起こったらどう対処しようかなという不安にかられた。

それも杞憂に終わった翌日からはいよいよプログラムがスタート。そしてこれからの4日間の講演やワークショップを通して自分がいかに世界のことについて無知なのかを思い知らされることになる。

To be continued

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部屋から見渡すモントリオールの街


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