戦略的放浪家バックパッキャオの世界制覇! 200ヶ国の街ブラ紀行と其の雑記

戦略的放浪家(Strategic Nomad)兼アスリート経営者の旅と生活のユニーク情報発信ブログ。難病のモヤモヤ病等で10回以上死にかけながらも世界150ヵ国以上に張り巡らしたネットワークを活用しなが居候的な旅をする。確立したトラベルスタイル(バックパッカーのような旅をしながらもキャリーのスーツケース派)から自称バックパッキャー。呼びづらいので呼称をバックパッキャオ!にされる[アジア人で左利き(サウスポー)+ナイフ強盗退治の経歴からボクサーのパッキャオ(Manny Pacquiao)とかけあわせて]

カナダ↔️米国フライトの注意点&困った時は○○を選べ!

Bon Jour

今回はモントリオールのこぼれ話的エピソードからの教訓。

内容

メープルシロップ購入=トラブルフラグ

モントリオール編のはじめに少しふれていたけれど、モントリオールでのセッションの終了後、僕はボストンに向かうことになっていた。

空港へ向かうには空港行きの路線バスに乗るのが一番リーズナブルC$3.50。僕もそうだったが、時間帯によっては渋滞で1時間以上かかる(通常約45分)こともあるのでそこだけは注意してください。

モントリオールを発つ日の午前中に残っていた仲間にお別れを言って、スーパーマーケットで缶入りメープルシロップを6缶(約3.5kg)購入した(これがこの後の騒動の火種になる)。

*お土産について少しいわせてもらえれば、外装もきっちりしていないと憚られるような方へのお土産にはむかないが、そうでないならスーパーマーケットで購入した方がお得でしかもローカルっぽいものを買えることが多い。

この3.5kg をスーツケースに詰め込んで代わりに本などを手荷物に詰め込み、文字通りパンパンの荷物と共にバスで空港へ。夕方の便ということもあり、空港へのバスは途中ラッシュアワーの渋滞に少しはまったので余裕があったわけではないが、(この時点では)まだギリギリでもなかった。

カナダ↔️米国便の盲点とオーバーブッキングの追い打ち

とりあえず機械でチェックインしてしまえば問題ないだろうと機械の方へ向かう。しかしここでトラブルスタート。どうやらオーバーブッキングのようで自動チェックインの機械では処理できないようだった。係の方が来てチェックインカウンターに案内され、そちらで手続きをすることに。なんとか席は確保してくれたが、預け入れ荷物にお金がかかると言われた。なぜならカナダ↔️米国は国は違えど国内線扱い。でも僕のフライトは国際線往復の中のストップオーバー1区間なので問題ないはず、と説明してその場も通過。勘違いしていらっしゃったようだが、しっかりしてほしい。なぜなら、そうこうしているうちにフライトの時間が迫ってきていた。

セキュリティ前の守護神

急がなければとセキュリティチェックの方へ行くとその手前に手荷物チェックが! しかも重量。年々荷物に関する規定が厳しくなっており、近年ではLCCの台頭もあって機内持ち込みでも大きさや重さを気にすることが当たり前だが、この当時は今と比べればそれが緩かった時代。しかもこれまで機内持ち込みの荷物の重さについて言われたことなんてなかったし戸惑った。

女性の係員のところに並んで量りにのせると……2.5kg のオーバー。メープルシロップ買い込んだのが響いた。詰め替えて2.5kg分減らすように言われたが、時間がない。しかも2001年以降のセキュリティチェック強化で時間かかるのはわかっているし。そんな焦りからお金で解決してみようと試みる。

僕「もう1個預け入れにしたらいくらかかるの?」

女性係員「50USD(約5000)円よ」

僕「詰め替えます」

即撃沈(笑)!2kgぐらいと思ったのだけれど、これがそうもいかなかった。重たい本+αを出して詰め込まないといけないが、そうするとキャリーの他に持っていた鞄には収まらない。1.5kgが限界。なので今度は泣き落としにかかる。

僕「調整したけど、あと1kgは無理です。もうフライト時間も迫ってるし行かせて pleeese!」

女性係員「ノー!」

僕「今までこれで乗ってきてダメだと言われたことないよ」

女性係員「ルールはルールよ。フライト時間は私の問題じゃないわ」

この一言に、時間が迫っていた焦りがだんだん苛立ちに変わっていた小者の僕は逆ギレ!

僕「そもそも、オーバーブッキングしていたのはそっちだろ。そのせいでチェックインに時間くわされて、しかもチェックインカウンターでも国際線乗り継ぎの荷物のルールじゃなく国内線のルールで手続きされかけてひと悶着あったから、こうして焦ってるやろ。」

女性係員「運が悪かったわね。とりあえずあと1kgよろしく!」

大きく強面の天使

うん、もうだめだ。50ドル払うべきか…しかしそんな僕の目に飛び込んできたのは、僕のレーンの横にいた185cmで100kg こえているであろう大柄な黒人男性の係員の姿。外から冷静に眺めてみれば、絶対この男性係員の方がいかついのだが、こういうとき人間はそんなことは気にならないものである。そちらに突撃。

僕「すみません、オーバーブッキングで~~まだ荷物が1kg~」と苛立ちを表しつつ経緯を説明

男性係員「でも、女性係員はダメだ、って言ったんだろ?」

僕「そうだけど、僕だって時間があれば入れ直しするけど、とにかく今は時間がない。総重量でオーバーしてる訳じゃないやん。」

男性「でも…」

ここで間髪入れずに

僕「そもそも時間がないのはそっちのミスじゃないか!もうお願いだから通して PLEEEEEESE」

男性係員「わかった、彼女が見てないうちに行け。次からは気をつけてな。」

といって、レーンのベルトを上げて通してくれた。

僕「I do appreciate(大変感謝いたします。ありがとうおっちゃん!)」

こうしてなんとかフライトに間に合って事なきをえたけれど、あのおじさんがいなければどうなっていたことか。まぁ悪いのは僕なんですが。

面倒臭がりを狙え

類似のケースは空港しかりそれ以外のところでも旅先ではそれなりに遭遇する。こうしたケースでは経験上、見た目はいかつくても男性係員にいった方がなんとかなるケースが多い。これは別に偏見とかではない。男性の方が柔軟性があるとかではなく、察するに気質の問題。男性の方がよくも悪くもすぐにこういったやり取りが面倒になってくるのだと思う。日常生活みていても男性は女性に根比べで勝ったところをほぼほぼ見たことがない。

困った時は男性に。間違えても今回の僕のように女性に不快感を与えて頑なにしてしまわないように。可能性は限りなく0%になるよ。そんなこと言ってる僕はエチオピアの空港でももっとひどい経験します(このときは僕が95%正論ですが。またその時に)。

島国故の思い込み

まぁ係員さんにお願いエピソードは頭の片隅にでもしまっておてはいただいて、やっぱり本題はカナダ↔️米国間のフライトを予約する際はほとんどが国内線扱いになるということを覚えておいてください。チケット自体は安い値段で出てくるけれど、預け入れ荷物が有料というものが多いので規定を要チェックです。(米国↔️カリブの国々のフライトの際もチェックが必要)。島国の日本は国名変われば国際線っていう概念だけど、米国をはじめ世界のフライトではそうでもないことも多いので。(EU圏内のフライト等)。

規定の変更ニュース等はスカイスキャナーでも配信されています。

早く安全にフライトを楽しめる日が戻ってほしい。

To be continued