戦略的放浪家バックパッキャオの世界制覇! 200ヶ国の街ブラ紀行と其の雑記

戦略的放浪家(Strategic Nomad)兼アスリート経営者の旅と生活のユニーク情報発信ブログ。難病のモヤモヤ病等で10回以上死にかけながらも世界150ヵ国以上に張り巡らしたネットワークを活用しなが居候的な旅をする。確立したトラベルスタイル(バックパッカーのような旅をしながらもキャリーのスーツケース派)から自称バックパッキャー。呼びづらいので呼称をバックパッキャオ!にされる[アジア人で左利き(サウスポー)+ナイフ強盗退治の経歴からボクサーのパッキャオ(Manny Pacquiao)とかけあわせて]

無知は強し、居候的旅の起源ブラジルへ(3)

内容

 

Bom dia

ゴミをも思い出のうち

ようやく、旅のスタート地点にたった僕。リサーチペーパーの評価を待ちながら、寮の引き上げ準備。こうした海外生活を送るときにいつも心がけていることは、こうした帰国のことを考えてできるだけものを増やさないように生活すること。でもものを捨てれない人間性なのだろうか、帰国時にはきっちりものが増えている。1つなくなったら代わりを買ってというスタイルを実践してるつもりなんですが。きっとつもりなんでしょう。とにかく選別している時間もなかったので絶対いらないもの以外を段ボール詰めして日本へ発送。荷詰めを見ていたアジアの留学生の一人が

留学生「お前はごみに送料払って日本まで送るわけ(爆)」

僕「これはゴミじゃない。思い出だ。日本にかえってちゃんと選別するんや。」

と否定したものの、今ちゃんと認めますよ。はいあの中身の1/3はゴミでした。当時はまだ船便あったので安く送ることができた。この時期は郵便局が混雑する。僕のような留学生だけでなく他の州に帰省する子も荷物をまとめて送りに行くからだ。ロードアイランドメイン州のような隣の州で自宅の車で引っ越しできる子達が羨ましかった。

しかし、僕にはブラジルが待っている!段ボールに入りきらなかった荷物の残りをスーツケースに放り込んでGo.Go Go。でもこの荷物がこの後しっかりと僕を焦らせてくれるのだ。

さよならボストン

アメリカン航空のボストン⇒NY⇒サンパウロ。安い航空券ということもあり、NYでの乗り継ぎはそれなりにタイト。でも1時間20分あれば十分だろう、ということだった。

夕方にボストンをテイクオフ!いつものように離陸して旋回しながら眼下に広がるボストンの街並みを見ながら、see you soon Boston!といいたかったが、荷造りに時間をとられ過ぎて徹夜に近いこともあり気がついたらもう離陸したあと。

目が覚めて「しまった、寝落ちしてた!」と思いながら、時計をみて時間を確認すると約20分程遅れていることに気づく。滑走路が渋滞していたのかな?まずいなぁ。でもまだ1時間くらいの乗り継ぎ時間が残っているので大丈夫か。そんな不安とともにあっという間にNYに着いた(フライト時間約50分)。

乗り継ぎダッシュ

そんな時に限って予感は的中。乗り継ぎのスクリーニングで、見事に全部検査に選出される。そう、時は9.11の数年後。セキュリティレベルは大幅にあがっていた。

検査官「はい、そこに座って、靴脱いで、鞄全部開けるよ。」

僕「了解、いいよ、もう全部あけちゃって、でも急いでるから早くお願いします。ちなみにサンパウロ行きのゲートは遠いの?」

検査官「(チケットをみて)ブラジルいくのか、15分から20分くらいかな」 「んっ?」

そう、僕は鞄にピエロの防止とか、アメリカで使っていたパーティーグッズを詰め込んでいた。それを1つ1つ見て笑いながら 

検査官「お前はブラジルにサーカスでもしにいくのか?」

普段、余裕のあるときならそんなジョークにも長々とつきあうのだが、なんせ時間がない。80分-20分(遅れ)-30分(検査)-20分(ゲートまで)、ゲートが閉まってしまう。

僕「yeah funny(皮肉)、I hope it comes true.」日本語に直すと、かなり嫌みったらしい表現。いや、ほんと時間ないの。

なんとか検査をパスしたけれど、残り30分弱、こういう時に大空港は困る。でも僕はアスリートだ、ダッシュ

なんとか間に合ったけど、汗だく。小綺麗な旅人には程遠いです。座席に座って、ほっと一息。サンパウロまで約12時間、日本で見慣れてる地図からするともうちょっと短い気がしていたけど、アメリカ大陸はデカイ。

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空から見たニューヨーク。市内にヘリコプターツアーの機場がある。ヘリツアーはガッカリも多いけれど、ニューヨークは価値あり

 

またトラブル

楽しみの機内食を食べながら、となりのブラジル人夫妻とおしゃべり、どうやら蛇の博物館があると勧められた。いつもは機内であまり寝ることもないけれど、この日は徹夜あけに、空港ダッシュ、精神的にも疲れていたようで、食後は気づかぬうちに爆睡。目が覚めたら、もう着陸前の機内食

そして、Yes, ブラジル!問題なく入国手続きを終えて、免税店をスルー、さぁルームメイトが待つ到着ゲートへ! ドキュメントやドラマのような再会シーンを思い描いていた。

でも、、、いな~~~い!

またもや躓きました。

To be continued  


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