無知は強し、居候的旅の起源ブラジルへ(2)
内容
Bom dia
僕の無知ぶりを存分に披露した前回。今回は到着くらいまではこぎつけれるでしょう。
メモ書きの時代
旅行代理店で旅の目処がたって、それをもとにブラジル領事館へ。今と違ってスマホでGoogleマップ使っての一昔前の時代。SNSといえば、Hotmail にメッセンジャー。日本でmixi.韓国の学生達の間ではサイワールド全盛。
(ちなみに大学の関係もあって僕はほぼこの後くらいからfacebookを使用し始めていた。帰国したときに、「mixiはやってないけど、フェイスブックはやってる。」って言ってた「何それ」なんて時代遅れっぽく扱われたもんだ。それから数年後、日本人も我こそが最先端と言わんばかりにfacebook利用者が増えたもんです。実をいうとタピオカもそう、15年くらい前に僕達全盛でした。まぁそんな話もおいおい。)話を戻そう。なので寮のパソコンで住所検索して、メモしてダウンタウンへ。
ブラジル領事館
住所に着いてみると、なんか普通のアパートメント。大使館や領事館って、もっと立派建物がで~ん、とあるイメージだったので拍子抜けしたしかも中に入るとほんとちょっと高級なアパート。もちろん一般家庭で住民もいる。
こんなところに領事館なんてあるんだろうか、そんな不安さえしてきた。そしてネットにあった部屋の番号の前。呼び鈴を鳴らす。スピーカーとカメラで身分確認、”ジー”という解錠の音がして扉を開くと、Wao!!!
鉄格子をはめた窓口など、しっかりと事務所様式に改装された風景が広がっていた。
待合室の長椅子には数名の在米ブラジル人とおぼしき人がいたけれど、混んではいなかった。
ビザ申請
いよいよ窓口でビザの申請、と告げると観光かビジネスかときかれ、用紙を受け取り記入。ポルトガル語表記だったがわからないところは係のおじさんが教えてくれた。書き終えていざ申請。
受付「80ドルでーす」(はっきりとは覚えていないがこれくら。高い印象が強い。)。因みに、僕が申請したときは残高証明きかれませんでした。
僕「高すぎるよ。航空券まで買って君の国にお金を落としにいくのに。」
受付「ソーリー、でもきっと払った以上の楽しみを満喫できるわ。ブラジルは最高よ。」
えー、えー、是非そうあってもらいたいもんです。とまぁ申請はスムーズにいって、あとは待つばかり。留学用の米国ビザが取得できてこちらが無理なんてことは無いだろうと思っていたので心配はしていなかった。
そして、予定通り1週間ほどでビザが発給されて、さぁ、ようやく出発です。
To be continued
追記
前回の無知ぶりの補足、航空券について。航空会社にもよるが、留学は期間が長いこともあって往復チケットでとるよりも片道でとった方が安い。ただもちろん片道航空券は通常の往復チケットよりも大変割高。
ヨーロッパ経由で帰ると、米国→欧州、欧州→日本と片道2枚、しかもバケーション期間とかさなり、超高い。
でも僕のブラジルルートだと米国↔️ブラジルの往復+米国→日本の片道で割安。しかもブラジルは南半休。そう冬をむかえるのだ。そんなブラジルはオフシーズン。そういったことが重なり、安く行けた、というからくり。
ではまた次回。