戦略的放浪家バックパッキャオの世界制覇! 200ヶ国の街ブラ紀行と其の雑記

戦略的放浪家(Strategic Nomad)兼アスリート経営者の旅と生活のユニーク情報発信ブログ。難病のモヤモヤ病等で10回以上死にかけながらも世界150ヵ国以上に張り巡らしたネットワークを活用しなが居候的な旅をする。確立したトラベルスタイル(バックパッカーのような旅をしながらもキャリーのスーツケース派)から自称バックパッキャー。呼びづらいので呼称をバックパッキャオ!にされる[アジア人で左利き(サウスポー)+ナイフ強盗退治の経歴からボクサーのパッキャオ(Manny Pacquiao)とかけあわせて]

旅の相棒、カメラ選びの基礎の基礎編(1)

内容
最初にして最大の誤解
レンズ
イメージセンサー
映像エンジン
まとめ


Hola

現代の旅で欠かせないものの1つは間違いなくカメラ!僕もカメラのプロではないので、ここで今絞りがシャッターースピードがなんてことは言いません。旅をしていて未だにカメラ(特にスマホカメラ)の選び方で誤解している人が多いので書いてみます。

最初にして最大の誤解

!画素数=画質ではない!

今も昔もここが一番のポイント。とにかく有名なテレビショッピングがここを強調してくるのが誤解の原因なのかな、と推測しているのですが、まぁ数値化しやすく、ある意味一番明確に差別化しやすい部分なんですが、画素数が大きいから写真が綺麗なわけじゃない。

(そもそも通販やショップではそのカメラのいいところしか言わないんですから。通販は見ていて感銘を受けますよ。結構欠点の多いものでも、良い点ピックアップして力説するとほんとめっちゃいい商品に思えてくるんですから。いつも人材育成の基礎を見せられてる感じがします。)

もとい、画素数とは出来上がった写真という器に盛られた料理と考えてもらうといい。小さな皿や弁当箱にとにかく沢山盛った料理は綺麗だろうか?お得感あるかもしれないが、決してミシュランの星獲得店でそういった料理は出てこないだろう。

じゃあ、一流料亭が一流料亭たる所以は。①沢山のネタを②適切な料理法で料理し③バランスよく工夫を凝らして盛り付ける。

その結果が目でも楽しめる芸術的な料理ですよね。カメラも同じです。

(注)以下RAWデータ撮影は除外して進めていきます。

①レンズ=卸売り市場

料理と同じ、いくら腕の良い職人を揃えてもネタがないと何も出来ないし質によっても出来映えが変わる。レンズはまさに被写体というネタを大本。大きな市場で沢山の量を扱える方が有利だ。そう、レンズは大きく明るい(沢山の光量を入れること)にこしたことはない。大きさは見て判断できるが、明るさもf値という基準で数値化され、レンズのリングのところに表記されている。スマホでもスペック表に明記されている。f値は小さい方が明るい。f値についての詳細はGoogleやYahooでカメラ・f値と打ち込めばわかりやすく説明されたサイトが沢山でてくるのでそちらを参照してみてください。

イメージセンサー=目利きのバイヤー

①の卸売り市場から全ての商品を買うことはできない。よって①のなかから、どれだけの量を、またどれだけ良質なものを仕入れてこれるかが目利きのバイヤーの腕のみせどころ。カメラにおけるバイヤーの役割こそがイメージセンサー。主にその大きさと性能が鍵を握る。大きさは1/2.3、1型(1/1)、 4/3 という分数で表され、割り算した値が大きいものほど大きなイメージセンサーということになり一般的に画質も良くなるとされている。

③映像エンジン=料理長

①、②を通って入ってきたネタをどのように料理して器にどんなバランスで盛り付けるかを決める職人です。レストランごとに味つけや盛り合わせ方違うように、CanonSONYPanasonic、それぞれが独自のチップを使っているので、写真の色合いなどの特徴が変わってくるのです。(例ここのメーカーのカメラは青みが強い写真になるな、みたいなことです。) 最近の写真、特にスマホカメラ綺麗に撮れてるというのは、この映像エンジンによる処理能力の向上が大きい。デジタル処理という技術でこの場面の写真は同処理すると人間んが綺麗と思うだろう、ということを考えてしあげてくれるのである。あんな小さなレンズと小さなイメージセンサーしか持たないスマホカメラのネタを綺麗に仕上げる。映像エンジンという一流料理人はが劣る素材でもある程度の料理に仕上げてくれる。よくあるテレビ番組企画そのものである。

そう、この3つが揃ってこそ良い写真がとれる。ただ①と②は性能や大きさが少しあがるごとに値段もビックリするくらいあがるので、その辺りで取捨選択が迫られるのは確かなのが悩みの種だ。

まとめ

素数が全てではない、ということが少しは理解していただければ幸いです。ただしあなたが写真をよく引き伸ばすなら画素数もかなり大切な要素。だって大きな写真という器がとてつもなく大きくなるのに中身がすっかすかだと見映えが悪いでしょ。

参考に、僕の知り合いのプロカメラマンでも、多くの場合500-1000万画素位で撮るらしいです。メモリーカードが安くなったとはいえ、高画素だとすぐいっぱいになるのは事実。A3への引き延ばしで2000万画素くらいなんていう目安もある。

以前は僕もスマホカメラとコンデジを持ち歩いて使い分けていたけれど、スマホカメラの進化とともにコンデジの出番が激減したのは②によるところがほぼ全てだ。コンデジはモデルチェンジして多彩な機能を持たせても、1/2.3型という小さいイメージセンサーのものがほとんど。逆にここが大きいものはズーム等に乏しくなる。スマホのようにいくつもカメラを搭載しているわけではないので仕方ないけれど(このあたりについては将来旅のガジェットフォーメーションみたいなことを書く時に)。あともう1点はSNSの浸透によって、取った写真をすぐにアップロードできない、というデメリットも生じてきた点もある。しかしながら最近はコンデジでもWifi搭載で少しずつデメリットを解消されてはきているのだが。

次回はもう少しだけこの基礎の基礎について続きを書いてみます。よろしく。

To be continued

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