戦略的放浪家バックパッキャオの世界制覇! 200ヶ国の街ブラ紀行と其の雑記

戦略的放浪家(Strategic Nomad)兼アスリート経営者の旅と生活のユニーク情報発信ブログ。難病のモヤモヤ病等で10回以上死にかけながらも世界150ヵ国以上に張り巡らしたネットワークを活用しなが居候的な旅をする。確立したトラベルスタイル(バックパッカーのような旅をしながらもキャリーのスーツケース派)から自称バックパッキャー。呼びづらいので呼称をバックパッキャオ!にされる[アジア人で左利き(サウスポー)+ナイフ強盗退治の経歴からボクサーのパッキャオ(Manny Pacquiao)とかけあわせて]

ちょっと数奇な出来事。安倍首相辞任の第六感?

こんにちは。

内容

小市民への虫の知らせ

昨日から報道系の番組は安倍首相辞任の話題一色に染まっている。ある程度予想されていたとはいえ、それはあくまで予想であり、事実になると予測の段階とはレベルが違ってくる。ましてやG7の中の一国のトップがかわるのだから。

7月の終わりくらいから体調不安なんて話はとんでいた気がするし、先週くらいから辞任なんて話もでていたのだが、今思うと僕にも安倍首相辞任の虫の知らせはきていたのかもしれない。僕は政権や世の中に何ら影響を与える人間、今風にいえば上級国民でも何でもないので、今回の話は小市民の思い出話、戯言くらいにおもっていただければ幸いです。

天気予報と高速道路でフラグが立ちました

話は先週の土曜日。インターネットで見つけたスクーターの現車確認ために三重に出向いた時のこと。僕が探していた逸品で出品者さんのネットでの対応も非常に好感が持てたので京都から2時間かけて三重へ。JRの草津線関西本線は単線部分や、1時間に1本の運行など、田舎の路線。週末ということもあり鉄ちゃんを実際に見れてちょっと楽しい小旅行になった。そして実際の車両をみると状態もよく、ほんと出品者さんが良い感じの方で、その場で購入を決めた。予め購入する気ではいたので、ヘルメット等もバッグに詰めて来ており、乗って帰ることに。

京都までは約90km。高速道路も走れるスクーターなので問題はないのだが、どうやら京都周辺は1時間後くらいから豪雨の予報。濡れて帰りたくないので、遠回りではあるが奈良の方を抜けて、コロナの影響もあってしばらく顔を見ていない知人の家によってから帰ることにした。三重から奈良へは西名阪道が通っており、しかも亀山から天理までは無料区間。無料で高速性能をためせるのでその点でも都合がよかった。

記憶は色褪せていなかった

知人に連絡をとって、奈良に向かって走り出した。個人取引なので、一抹の不安はありながらスクーターを走らせ、ついに高速区間に。だがそれは杞憂であった。ほんと快適に走ってくれて文言に偽りなし。高速制限速度で気持ちよく飛ばし、途中サービスエリアに立ち寄りながら1時間ほどで天理東の出口へ。出口を出でて雑木林の中の道を2キロほど走っていると最初に現れた建物。それは僕の記憶にはっきりと残っている建物だった。

ここ天理はこのブログでも書いたカナダのカンファレンスに行く前の事前研修が行われた場所であり、僕の目の前に現れたのはまさにその時の宿舎兼講堂であり、何を隠そうその時の講演を行った第一次内閣を辞任して体調が回復した後の安倍晋三その人と初めて顔を合わせたばしょだったのだ。

当時僕は電車で現地にいったので、この建物の立地も知らなかった。今回出口を出て最初に目にした建物、そして現在の安倍首相の状況、また僕が訪れようとしていた知人は元霞ヶ関の方という、いろんな状況がマッチしすぎて、運転し建物を通り過ぎる数秒の間に前回のように辞任するのかなという感じがした。それに加えて懐かしさもあり、スクーターを路肩に寄せて見た目はなんてこともない写真を撮った。

安倍首相こぼれ話

こんなしょうもないプチアンビリーバボー体験だけなんていうのもあれなんで、ちょっとその当時の安倍さんについても少し書いてみる。

僕含めパネルとの1時間ちょっとのやり取りをそんなに覚えているわけではないけれど、改憲であったり、1年程で退陣することになった政権の中でも自分がどれだけ成果を出しかけていたのかということを熱弁されていたのは覚えている。また印象にのこったのは、この当時から(人の性格なんでもっとまえからだろうが)好き嫌いは激しかったように感じた。そう感じたのはちょっと安倍さんに都合よくない質問をされた時の表情、そしてその後はそのパネルの方が指されることはなかったからなんだけど。下衆の勘繰りならそれのほうがいいけれど。

また、若い頃にしておきたかったこととしては語学、特に英語を話せるようにしておきたかったとのこと。サミット等での雑談タイムに英語が話せないがためにかやの外という思いを何度もした、とおっしゃってました。唯一近寄ってきたのがイタリアのベルルスコーニ首相なんだとか。なぜかって、彼も英語が話せないから。っていうオチまでついていました。

でも僕が安倍さんの経歴見たときに米国の大学に留学なさってるんでるよね。1年の大学留学で英語話せないのはうーん…。今後書く予定にしているんですが、他国、その国の言語を扱う環境にある程度期間いて、その土地の言語を話せないというのはある種失礼だと思うんですよね(その文化に興味ないとか嫌いっていうならいいけど)。

人生それなりにいきているとこういう偶然って結構あったりするのは僕だけではないとは思うんだけど。未だかつて一攫千金の予兆だけは当たったことないので次はそれが現実になってほしい。

結構最後に悪く見える部分が出すぎてしまって気の毒でもあるけれど、とりあえずご苦労様でした。

To be continued

期間限定dポイント、困った時はamazonで!

こんにちは
内容

使わされるのではなく、納得して使いたい

前回はAmazonでの決済日に関するニッチな話題を取り上げましたが、今回もニッチなところに突っ込んでいきます。

8月も最終週の週末。僕の中で月末になると慌ただしいくなってくる要因の1つが各社のポイントを使いきるというイベントが迫ってくるから。各社利用期間の短い期間限定ポイントの期限で多いのは各月の最終日期限のもの。

そんなポイントの中で僕がこれまで困っていたのがdポイントの期間、用途限定ポイント。マイルや株を買うのに使えないポイントっていうのがまずネック。じゃあ、dマーケットで使おうか、と思ってもこういったら悪いのですが、端的に言えば貧弱、良くいえば発展途上。単純に他よりも商品数が少ないし、値段も他で安く買えるものを無理やりポイントのために買った感の残る買い物なることが多いんですよ。

まぁせっかくだから外食チェーン等で普段食べないものをっていう選択肢もありだけど、やっぱり別に食べたくないものをポイントのためにっていうことも…まぁ早い話がポイントは使いきりたいけれど、ほしいものがあまりハッキリせず、無駄な買い物もしたくないという大変ワガママな状況の時の救世主のような存在になったのがamazonでのd払いということ。

d払いの進化 in amazon

amazonでd払いをできるようになってもう1年以上たち、提携後いろんなことが少しずつ改善していって、利便性がかなりよくなりました。そんなd払いの中でも今回僕が主眼においているのはもちろんdポイントを利用できる点。その中でもさらに期間限定dポイントのみを選択して払えるというところ。ポイントは貯める派の僕は、通常ポイントを使ってポイント払いすることはあまり好まないので、設定で期間限定ポイントだけを使って支払えるといのはもうありがたすぎる。

加えて、ドコモは毎月d曜日というキャンペーンをしており毎週金・土曜日もd払いで2-5%のポイントバックキャンペーンを開催している。しかも7月あたりからはポイント支払いした分まで還元してくれるのだから使わない手はないでしょう。

しかもamazonなのでほしいもの必要なものを満足のいく値段で見つけることができる可能性がぐっと上がります。

メルカリもいい線いってるんだけど……

ただ実はここまでだけだと、最近はライバルもいます。そう、メルカリです。メルカリがドコモと提携したことにより、メルカリでもd払いが可能であり、期間限定ポイントのみを使うこと可能なんです。

でも1つ大きな違いがあるのは、手数料。メルカリだとd払いにすると100円の手数料をとられます。手数料分もポイントバックの対象となってはいますが、手数料のかからないクレジットカード払いよりも得をするためにはおおよそ2,000円以上の買い物をしなければけないことになります。

正直なところ期間限定ポイントを数千円の単位でもっていることって少ないと思うんですよ。数百円の単位が一般的かなと。そういう意味ではこも手数料の100円て案外大きいんですよね。

そう、ここで話はamazonに戻ってきます。amazonはd払いでもこの手数料をとられないので、ポイントを使いきるために新たな出費をしなくてもいいところが魅力なんです。

もちろん、日用品等ほしいものがハッキリしている場合はd曜日の対象であるノジマやマツキヨ(店頭受け取りで送料無料)なんかで使うことも悪くないです。ただあくまで今回はほしいものが漠然としている時にというところが前提になっているので。そういときはやっぱりamazonの商品数、値段、加えてのdポイント払いが鬼に金棒の最適解な気がします。

今月も400ポイント何買おうかな

To be continued

世界の現場から!抗議デモ真っ最中。ベラルーシの今!独裁国家とコロナ

こんにちは。

室伏以来のベラルーシ

ここ数日、日本のメディアでもベラルーシの大統領選後の大規模デモについても報道が少しずつ盛り上がってきている。日本人にはあまり馴染みのない国だし、はじめの頃はただ選挙で行われたであろう不正に対して国民がデモを行っています程度で終わるのだろうと思っていたら、デモの広がりもあり案外詳しく報道がなされ始めた。ベラルーシ取り扱われるのは室伏が活躍していた頃のハンマー投げのライバルだったティホン以来じゃないかな。

僕がベラルーシを訪れたのは4年前、訪問前のビザ取得の手続きの煩わしさとそのビザ取得にもロシアの影響力を感じた。事実その街並み等が現在のロシアよりも旧ソビエト共産国家のそれを色濃く残していた。

今話題のルカシェンコ大統領の独裁についても、僕が訪問中に対ロシア関係が悪化し突如5日間のビザなし訪問可能国に変化したり、歴史を知らなくてもその独裁臭を感じることはできた。そもそもこの大統領アイスホッケーの選手で、コロナ対策もウォッカ飲んでアイスホッケーしていたらかからないなんて言っていた強者。体育会系統治とでもいうのがピッタリなのかも。

独裁国家の特徴については特集で書いてみるが、文献や知人の話を総合するとまぁ彼の独裁ぶりは典型的な独裁者。自身の銅像を建てていないのが唯一の救いだろうか(笑)。

ガスは溜まっていた

僕が訪れた際には表向きは平穏で街も別名ニート取り締まり法とでもいうべき法律でキレイに保たれていたようだが、今思えばその頃既に国民の不満はたまっていたのだろう。それが多くのたの独裁国家同様に今回のコロナの対応やその混乱に乗じての権力強化の画策が相まって遂に不満が爆発したのだろう。

その引き金となったのが大統領選挙。デモがロシアに頼らざる得ない経済構造に加えて独裁、汚職。国民は新たな大統領を求めたが、まずはそこをルカシェンコ大統領は潰した。人気候補は何かしらの法律違反をでっち上げられ選挙に立候補する権利を剥奪していったのだ。ミンスクの実業家の知人曰く今回少なくとも3人の有力候補がいたのだとか。その結果、有力候補の1人であったセルゲイ・チハノフスカヤ氏の妻スベトラナ氏が夫の代わりに立候補し、反大統領派国民が彼女の支援でまとまったのだ。そしてなんとか無選挙での再選というシナリオはなくなったのだが、混乱は選挙後に待っていた。

待っていたというより、もうこうなることは明らかだったと思うのだが…起こったことは、今回の米大統領選でトランプも吠えまくっている票の操作だ。独裁国家では当たり前でもう票の操作すらしていないかも、適当に票の割合決めてるだけだろう。選挙前に支持率3%といわれていたルカシェンコ大統領の得票率が80.1%で、反大統領派が結集した対抗馬スベトラナ氏が10.12%

デジャブ、独裁者の頭の中

幼稚園児でも何かおかしいと思うレベルでしょう。僕達のようにこの種の国で育ったわけでもなく独裁者になったことがない人間からすれば、あからさま過ぎるこの結果にするなんてどんだけバカなのか、と思うだろうが、彼らにはそんなことはどうでもいいのだ。要は対外的、そして国内の情報や教養の弱者向けにいかに自分が支持されているのかを見せつければそれでよいのだ。正論を言う人間にわかってもらおうなんて思ってないし、国内のそんな人々は潰して、海外から意見は内政干渉だといえば済むのだから。

ただ今回はさすがに国民が黙っていなかった。情報社会の発展に伴い、政府発表以外の結果が好評された。それによるとスベトラナ氏の得票率は60%、彼女は勝利していたのだ。こういった情報がスマホ、ネットで拡散デモの輪が広がった。

すると大統領は選挙後の3日間ベラルーシのインターネットを切断するという強硬手段に出た。それと同時に武力をでもってデモ隊の排除に乗り出す。平和的デモを行っていた7,000人の人々が拘束され、その後、拷問、性的暴行を加えられ、6人が死亡、100人以上が行方不明のままである。そう、ネットを遮断することで、選挙結果のみならず、こういった鎮圧の現場の国外流出を一定期間阻止したのだ。実況できなければ、その後に出る映像は捏造されたものだ、とでも言うのだろう。知人はじめ、ネット関連の会社を営む人々はインターネット切断中は事業継続のために一時的にウクライナキエフに移ったとのことだ。

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選挙後のインターネット遮断期間。この時期の弾圧が一番エグい
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子供服等の弱者にも容赦等ない

テレビで流れるデモの映像は数ヶ月前に香港で見たものとかぶって見える。

また、今回のデモでベラルーシの人々は現ベラルーシの旗ではなく白と赤の旧ベラルーシの旗を持って行進している。これは同じ独裁国家中米ニカラグアでの昨年のデモと被る。

要は現国旗=現政権であり、それを掲揚するということは現政権を礼賛すること。自分達が愛するのはあくまでもこの国自体(これまでの歴史博物館文化)であって、現政権ではないという精一杯の抵抗の証なんだそうだ。

今後と現在の写真

デモはとりあえずルカシェンコが大統領をやめるまで続くだろう。正直なところ多くの人々はその後のビジョンは持っていないと思う。まずはルカシェンコをやめさせる、そうすれば国が変わるという一心だ。でもこうした純粋な思いとは裏腹に、この自体を利用しようと西側諸国とロシアの綱引きは始まっているのだ。ベラルーシの人々が言うにはとりあえず今僕達外国人ができる支援はこの事態を注視して報道し続けてくれることだ、ということのようだ。

僕自身としては、次回ベラルーシに行くときにかれらがどこかの大国に併合されていないことを祈るばかりだ。

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平和的デモは拡大中、世界が注視するなか、初期の頃のような弾圧は影を潜めている
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旧国旗が街を埋め尽くす
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人々が望むのは安心と平穏な日常なのだろう


To be continued